「怪盗紳士リュパン」感想

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怪盗紳士リュパン (創元推理文庫 107-1 アルセーヌ・リュパン・シリーズ)

怪盗紳士リュパン (創元推理文庫 107-1 アルセーヌ・リュパン・シリーズ)

子供の頃に(たしか偕成社版を)読んだ時にはピンとこなかったのに、いま読んでみたら面白い。ホームズ好きだったので、「怪盗」になじめなかったのかな。

軽妙で洒落っ気のある感じが楽しい。短編ごとに誰がリュパンなのかも気になります。

誰が最初に訳したのかは知らないのですが、「怪盗」というのは良い訳語ですね。原題を直訳すると「強盗」や「泥棒」らしいので。「怪盗」という日本語は昔からあったのかな。

【有栖が語るミステリ100】読了18作目