「10月はたそがれの国」感想

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10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

SF作家として有名なブラッドベリの「SFではない」幻想怪奇短編集。

もう、とにかく自分好みの素晴らしい作品ばかり!

「みずうみ」「骨」「壜」「使者」「大鎌」など、好きな短編を挙げたらキリがない(というか、全部好き)。

裏表紙紹介文に「ポオの衣鉢を継ぐ」とあるように、どこか偏執的で、かつ叙情にあふれた物語ばかり。そして、ユーモアも感じられます。翻訳は同文庫の「ポオ小説全集」よりは読みやすい。

SFジャンルはほとんど読んでいないのだけど、ブラッドベリの『華氏451度』は読みたいリスト(米澤穂信と古典部「折木奉太郎の本棚」)にあるので、いつかは読もう。

【有栖が語るミステリ100】読了17作目
【漫画「バーナード嬢曰く。1巻」#2】