「とくべつな いちにち」感想
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- 作者: イヴォンヌ・ヤハテンベルフ,野坂悦子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/03/24
- メディア: 単行本
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原著2001年刊。
初めての学校で、なじめない少年アルノ。狼の面を被り、赤ずきんの狼役を演じたことが、きっかけになる。まずは、ペルソナを通した自分が受け入れられる。アルノはそのまま狼を演じたがるが、仮面を脱ぐことを決意する。
狼を演じる時に「アルノが へんじを する まえに、まわりの みんなが――」、面を脱ぐ時に「でもね、みんなの こえが――」と、周囲から働きかけているところもポイント。
狼の面を取っても「いつもどおりの アルノ」、つまり、ありのままの自分。適応と受容の両面が描かれている……と、自分なりに解釈して読みました。
【光村図書 小学校教科書 国語 2年 紹介図書 令和2年度】