「十二歳」感想

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十二歳 (講談社文庫)

十二歳 (講談社文庫)

2002年作。小学6年生女子が主人公。主人公が思っていることは、男女の差はあれど、自分が高校生の時に感じていたこととよく似ています。自分が自分じゃないような感覚。部活でのちょっと冷めた感覚。

主人公少女と父親の関係が、なんか好きですね。

教科書に紹介されている児童書を読み進めていますが、本作は凝った表現や描写が多くて、ちょっと難しいほうかな。読みごたえのある力作です。

【光村図書 小学校教科書 国語 6年 紹介図書 平成27年度】