「もしも原子がみえたなら」感想

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もしも原子がみえたなら―いたずらはかせのかがくの本 (いたずらはかせのかがくの本 新版)

もしも原子がみえたなら―いたずらはかせのかがくの本 (いたずらはかせのかがくの本 新版)

これは素晴らしい科学(化学)絵本。

原子模型の絵で、空気中に含まれる分子が描かれています。そして、水の三態変化についても、分子模型で説明されます。

たとえ理屈が分からなかったとしても、目に見えない空気中に分子が存在していたり、あらゆる物質が原子で出来ていることを知るのは、刺激的で好奇心を呼び起こします。

巻末解説によれば、当初(1971年に旧版発行)、子供に原子模型を使って教えるような教育方法は批判を受けたそうです。今では教科書の紹介図書に本書が挙げられているので、時代が良い方に変わったのでしょう。

【東京書籍 中学校教科書 理科 2年 紹介図書 平成28年度】