「2030年の旅」感想

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2030年の旅 (中公文庫)

2030年の旅 (中公文庫)

  • 作者: 恩田陸,坂口恭平,小路幸也,瀬名秀明,宗田理,支倉凍砂,山内マリコ,喜多喜久
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2017/10/20
  • メディア: 文庫
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2030年を舞台にした近未来SF的な短編アンソロジー。

恩田陸・瀬名秀明・支倉凍砂といった名前にひかれて読んでみました。

喜多喜久さんと山内マリコさんの短編が、少子高齢化をそれぞれの視点で描いていて面白かったかな。支倉さんの「AI情表現」は、AIと主人公との会話が楽しい。

全体としては物足りない印象。近未来すぎたのがいけなかったのかもしれない。JohnHathway氏による表紙は好みです。