「夏と冬の奏鳴曲」感想

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夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社文庫)

夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社文庫)

再読。二十年ほど前に読んだ時より筋は追えたような気がしますし、面白く読めました。少なくとも、起きている事件の作中での意味付け(キュビズム理論による見立て)は、初読時よりも把握して読めたと思います。

ただ、結局は考察サイトなどを参照して理解することに。そして、自分の読書力のなさに落ち込んだり(笑)。独力で読み解くのは、自分には絶対に無理ですね……

もうちょっとミステリを読み込んでから、デビュー作である「翼ある闇」を読んでみたいと思います。

【本格ミステリ・クロニクル 300】読了20作目 1993年作