「光村図書 小学校教科書 国語 2年上」感想

『スイミー』!。最後の絵のインパクトがありますし、ショートショート的な面白さもあって、よく覚えています。

そして、『因幡の白兎』に出てくる「ワニ」が「サメ」だということを知る(ただし諸説あり)。

きたむらさとし『ミリーのすてきなぼうし』は、想像力にあふれた楽しい作。教科書では一部の絵だけが掲載されているようなので、これは元の絵本も読んでおきたい。素晴らしい作品です。

本書では植物に関する文章も多く、たんぽぽが花を咲かせたあとに一度倒れるということも初めて知りました(忘れたのかもしれない)。低学年では科目としての理科が無いので、科目横断的な意図もあるのでしょうか。

教材中や巻末に「この本、読もう」と多くの書籍が紹介されていて、ブックガイドとしても使えるのは良いですね。

【光村図書 小学校教科書 国語 2年上 平成27~30年度採用】