「アヤツジ・ユキト 1987-1995」感想

アヤツジ・ユキト 1987‐1995 (講談社文庫)

アヤツジ・ユキト 1987‐1995 (講談社文庫)

20年ぐらい振りの再読。当時はハードカバーで読みました。

小説以外の文章を、他書の解説や推薦文まで含めて収録している雑文集。その徹底ぶりがファンとしては嬉しい。

いま綾辻作品を刊行順に読んでいるので、その背景や心情が見えて面白いですね。脚注形式でのコメントが足されているのも良い趣向です。

これからの読書の参考にしようと、言及されている本などをメモしていたら「いつか読んでみたい本リスト」が更に増えてしまいました。プラス100冊以上!

作品と作家は切り離すべきだとは思っていますが、綾辻さんは穏やかな?感じがするのでエッセイを読んでいても好感が持てるんですよね。毎回「あとがき」を書いてくれるのも嬉しいです。「あとがき」を読むのが好きなので。

次は「セッション ─綾辻行人対談集─」を読みます。