「狼と香辛料ノ全テ」感想
- 作者: 電撃文庫編集部
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/12
- メディア: 単行本
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原作の世界観や設定・キャラクターなどが良くまとまっていて、非常に有用な本でした。
原作1~9巻までのあらすじと解説が役に立ちます。
特に商取引のポイント解説が素晴らしいです。原作8巻「銅貨箱の謎」についてのイラスト付解説は分かりやすい(原作では文章だけの説明でした)。この「からくり」自体はよく知られているもので、私も既知でしたが、初めて知る人にはイラストがあったほうがいいと思いますね。
原作を1巻読み終えるごとに本書を参照していけば、より話が理解でき、作中世界に浸れるでしょう。
本書刊行後のアニメ2期・原作10巻~完結までを取り上げた第2弾もあったら良いのになあ。