「四つの署名 新訳シャーロック・ホームズ全集」感想
★読書メーター → https://elk.bookmeter.com/users/667041
- 作者: アーサー・コナン・ドイル,日暮雅通
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/01/11
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 17回
- この商品を含むブログ (36件) を見る
大昔に読んでいたホームズを新訳で発表順に再読。
ストランド誌で短編掲載が始まる前の長編2作目。ホームズの真骨頂は次の短編集「シャーロック・ホームズの冒険」からですね。
本書の見所は、ホームズのコカインとワトスンの恋愛。コカインの注射シーン+お約束の注釈(当時は云々)で始まり、最後のオチがなんとも(笑)。このキャラ立ちは、現代でも十分に通用します。
前にアンソロジーで短編「技師の親指」を読んだ時もそうだったけど、数年前に見直したアニメ「名探偵ホームズ」の場面が頭に浮かぶようになってしまっているのが厄介(笑)。船の追跡が脳内でアニメ再生されてしまう!
【きっかけ:シャーロック・ホームズシリーズ読破中 / 有栖が語るミステリ100】