「魔術師」感想
- 作者: 江戸川乱歩
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1993/03
- メディア: 文庫
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いわゆる通俗長編で、サスペンスあふれる作品。テレビドラマで見る乱歩物のイメージですかね。それほどグロい!ってことではなく、ストーリーをぐいぐいと読ませます。
殺人シーンの一つに記憶がありました。子供の時に読んでいたのはポプラ社の少年探偵シリーズで、どうやら子供向けにリライトされたものを読んだことがあったよう。
小学生の時の記憶が残っているぐらいだから、やっぱり「乱歩体験」は自分にとって大きなものだったと思います。
著作権切れで青空文庫でも公開が始まってますし、長編を発刊順に読んでみようかなあ。