「果しなき流れの果に」感想

読書メーターhttps://elk.bookmeter.com/users/667041

果しなき流れの果に (ハルキ文庫)

果しなき流れの果に (ハルキ文庫)

1965年作。『日本沈没』(1973年)よりも前の作品。

最初は殺人事件が起こり、ミステリーのような様相も、そこから壮大なSFへと大展開していきます。

第四章「審判者」・第五章「選別」あたりの思索が面白く、色々と考えさせられました。

あと、『涼宮ハルヒの憂鬱』は、本作の影響を受けているような気もする(SFをあまり読んでいないので適当です)。

【有栖が語るミステリ100】読了37作目