「大どろぼうホッツェンプロッツ」感想

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大どろぼうホッツェンプロッツ (新・世界の子どもの本―ドイツの新しい童話 (1))

大どろぼうホッツェンプロッツ (新・世界の子どもの本―ドイツの新しい童話 (1))

原著1962年西ドイツ(当時)刊。50年以上前の著作ながら、悪者の盗賊・悪者の魔法使いというベタな設定のせいか、逆に古びた印象がありません。

盗賊と魔法使いに捕らえられた二人の少年の冒険活劇は、テンポ良く小気味良く。ユーモアや機転が効いていて、湿り気を全く感じさせない明快なストーリー運び。いまだに長く読まれ続けているのも納得です。

【光村図書 小学校教科書 国語 4年 紹介図書 平成27年度】