「オペラ座の怪人」感想
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- 作者: ガストンルルー,Gaston Leroux,平岡敦
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2013/07/10
- メディア: 文庫
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読む前に読む。「文学少女シリーズ」第4巻のモチーフ。
ミステリー好きには『黄色い部屋の秘密』の著者として知られるルルーの古典的名作(1910年作)。いやあ、面白かった。
ミステリー(サスペンス)的な雰囲気もあって、まるで乱歩の小説を読んでいるような感じも。途中、仮面舞踏会での「赤き死」という表現が出てきて、これポオの『赤死病の仮面』ですよね。ゴシック風味に幻想とサスペンスが絡んで、本当に面白い。
最近Eテレ『100分de名著』で取り上げられていた『ノートルダム・ド・パリ』も思い浮かべました。傑作!
【『“文学少女”と穢名の天使』モチーフ】