「世界短編傑作集 1」感想

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世界短編傑作集 1 (創元推理文庫 100-1)

世界短編傑作集 1 (創元推理文庫 100-1)

海外ミステリーの短編アンソロジー。江戸川乱歩の編集で1960年刊! 第1巻には1860-1906年までの作品7作が収録されています。

刊行後60年近く経っているのに(収録作は100年以上前)、なお版を重ねているのも納得の面白さでした。

ユーモアのある作品が多いのも好み。ミステリー草創期で、ガチガチの本格と言うよりはストーリーにひねりが効いている楽しさがあります。

訳が古く活字も小さいですが(手にしたのは2015年・80版)、年代順に収録されていることもあって、古典ミステリーに触れるのに良い短篇集だと思います。