「いのちのかんさつ 1 アゲハ」感想
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- 作者: 中山れいこ,アトリエモレリ
- 出版社/メーカー: 少年写真新聞社
- 発売日: 2012/02/10
- メディア: 大型本
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アゲハチョウについて描かれた科学絵本。
48ページの絵本ですが、かなり詳しく読みごたえがあります。
春型のアゲハと夏型のアゲハがいること(大きさや色が少し違う)。産卵は年2~6回(1回じゃなかった)。サナギの色は周囲の環境によって2種類(茶と緑)ある。チョウの幼虫がはく糸もカイコと同じ絹糸。
飼育の説明では寄生虫への注意がたびたびあって、そう言えば小学校でチョウの幼虫を育てたときハチに寄生されたような記憶がうっすらと……。
巻末では、鳩山邦夫氏がチョウの熱心な飼育家で著書もあり、本書の作者も指導を受けたとのエピソードが。知らないことばかりで面白かった。
【光村図書 小学校教科書 国語 3年 紹介図書 平成27年度】