「すみれちゃんのあついなつ」感想

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すみれちゃんのあついなつ (わたしはすみれシリーズ)

すみれちゃんのあついなつ (わたしはすみれシリーズ)

シリーズ第3作。変わらぬ面白さ。大人の目線で、ほのぼの・ほっこりしながら読んでいます。

初出は2004年の新聞連載で15年ほど前。家出の話あたりは、すでに今の時代の感覚とは少しズレている感がありますし、父親と母親の描き方も一昔前のベタな感じ。なつかしいという感覚すら覚えます。

マンガの「よつばと」を読んでいてもそうですけど、子育てや家族というものに対する価値観は年々急速に変わっていくので、そこがまた面白いところです。ちょっと前は「ほのぼの」と多くの人が感じていたシーンを不快に思う人が出てきたりしますよね。

【光村図書 小学校教科書 国語 2年 紹介図書 平成27年度】