「世界一おいしい火山の本」感想

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世界一おいしい火山の本―チョコやココアで噴火実験 (自然とともに)

チョコやココアで噴火実験と聞いてブラタモリであったなあと思ったら、この著者が出演された先生でした。

書籍名から実験が中心の本という印象を受けますが、火山を解説していく文章に実験が挟み込まれているという感じなので、一つの科学読み物として読むことができます。

著者の経験談も多く語り口も親しみやすいので、どんどんと読めてしまいました。本書では「楽しく学んで噴火にそなえる」という防災の目的があり、関心を持ってもらうことへの著者の苦心が見られます。巻末には参考文献が挙げられており、より詳しく火山について知りたい人への入り口となる本と言えるでしょうか。

【東京書籍 中学校教科書 理科 1年 紹介図書 平成28年度】
【光村図書 小学校教科書 国語 6年 紹介図書 平成27年度】