「どんなかんじかなあ」感想
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- 作者: 中山千夏,和田誠
- 出版社/メーカー: 自由国民社
- 発売日: 2005/07/01
- メディア: 大型本
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一昔前は身障者について、「目が見えないけど○○はすごい」「耳が聞こえないけど○○がすごい」という『特長・特性』で捉えていたような気がします(そして、それは美談・美化につながりやすい)。
でも、現在では障碍を『個性』とし、「目が見えなくても耳が聞こえなくても、同じ人として普通」という考え方になってきました。
この本は2005年の刊行なので、「すごい」という意識が残っていますね。ただし、タイトルにもあるとおり、考えるきっかけにはなるでしょう。物語の最後のインパクトもありますし、考え方は日々変わっていくので、そこを踏まえれば良い本だと思います。
【光村図書 小学校教科書 国語 3年 紹介図書 平成27年度】