「小学生までに読んでおきたい文学 2 かなしい話」感想
- 作者: 松田哲夫
- 出版社/メーカー: あすなろ書房
- 発売日: 2014/01/31
- メディア: 単行本
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- 1918年「蜘蛛の糸」芥川龍之介
- 1966年「天国からの脱落」ブッツァーティ
- 1888年「幸せの王子」ワイルド
- 1883年「ジュール伯父」モーパッサン
- 1964年「福の神」星新一
- 1937年「笑い虫のサム」サローヤン
- 1919年「手」S.アンダソン
- 1843年「みにくいアヒルの子」アンデルセン
- 1912年「少女」マンスフィールド
- 1944年「ガラスの少女像」T.ウィリアムズ
- 1948年「胡桃割り」永井龍男
- 1926年「ある手品師の話」小熊秀雄
- 1901年「生命の法則」J.ロンドン
(刊行年は一部筆者調べ・間違い可能性あり)
文学入門のために読んでます。
教訓譚的な話が多い中で、印象に残ったのが「笑い虫のサム」と「手」。いずれも感情を人と同じように表現できない人の悲しい物語。
「少女」は、昔よく読んでいたいわゆる「24年組」の少女漫画を何か思い出してしまいました。
「ある手品師の話」は死にまつわる童話。童話の死の話って、なんか独特な悲しさがありますよね。