「ふしぎの国のアリス(角川つばさ文庫版)」感想

新訳 ふしぎの国のアリス (角川つばさ文庫)

新訳 ふしぎの国のアリス (角川つばさ文庫)

  • 作者: ルイス・キャロル,okama,河合祥一郎
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2010/03/15
  • メディア: ペーパーバック
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昔読んだ原作の絵の不気味さは強く印象に残っていますが、この「角川つばさ文庫版」の現代(ラノベ)的なイラストも良いものです。

そして、久々に読んだアリスは、やっぱり面白かった!

不条理とかナンセンスとか大好きですよ。本作ではイラストによってグロさは薄まっていますけど、フラミンゴでクロッケーするシーンとかね。

そうそう、今までクリケットかと思っていたんですが「クロッケー」だったんですね。昔読んだ本ではクリケットだったのか、自分の思い込みだったのか……

本書は訳注を間に挟むことなく、すらすらと読めるようになっているので絵(あるいは児童書レーベル)に抵抗がなければおすすめですね。あ、元の角川文庫版を読めばいいのかな。

そう言えば、前にテレビでみた映画「アリス・イン・ワンダーランド」も面白かったなあ。剣と魔法の世界とは違う意味の「ファンタジー」も大好きですね!