怪人二十面相

怪人二十面相 ―少年探偵 (ポプラ文庫クラシック)

怪人二十面相 ―少年探偵 (ポプラ文庫クラシック)

小学生の頃、ポプラ社の怪人二十面相シリーズ全46巻を図書館でよく読んでいました。

1巻から順に読みラスト46巻(「三角館の恐怖」というタイトルが印象的)までいったら、また1巻から読んでいく……といった感じ。

同じように読んでいたのが偕成社のシャーロック・ホームズ全集。

たしかルパンにも手を出したのですが、面白く思えなくて、結局、乱歩とホームズばっかり繰り返し読んでいたように思います。

いまこうやって「怪人二十面相」を読み返してみると、さすがに幼少の頃のように物語の中へと入り込むことはできないけれども、なんとなく覚えているシーンや挿絵などがあって懐かしくなりました。挿絵がいいんですよね。

子供の頃の「乱歩体験」は、大学に入ってから再びミステリを読み始めるようになって、自分の中で続いていきます。新本格ミステリや幻想小説、よく読んでました。

これから、また少しずつ「幻想・怪奇」な世界に触れていきたいと思っています。